日本人にとって動物とは何か
はるか神話の時代から現代に至るまで、日本人の歩みは動物たちとともにあった!
著者 |
實吉 達郎
著
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ジャンル |
人文
人文
> 歴史
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出版年月日 |
2020/06/17 |
ISBN |
9784862555601 |
判型・ページ数 |
A5・272ページ |
定価 |
2,200円(税込) |
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この国の歩みにはいつも動物たちがいた
日本人と動物の特別な関係
古典・伝承・事件から読み解く、動物愛の軌跡
はるか神話の時代から現代に至るまで、日本人の歩みは動物たちとともにあった!
少年時代からさまざまな動物に魅了され、動物にまつわる伝承、生態の研究に心血を注いできた動物研究家・實吉達郎氏が綴る、動物たちが主役の日本史。
古代・鎌倉・江戸・明治以降のそれぞれの時代において、人と動物の関係性がどのように変化していったのか。歴史上の古典、伝承、事件などからその変遷を紐解く。
巻頭カラー口絵日本人と動物
犬と日本人/猫と日本人/馬と日本人/鳥と日本人
蛇と日本人/龍と日本人/狸と日本人/河童と日本人
■第一章神話とともにはじまった「日本」古代~平安時代
神話とともにはじまった「日本」
Tレックスより強かった?太古のクジラとその仲間たち
日本神話の大怪物・ヤマタノオロチの正体とは
「因幡の白ウサギ」の驚くべき正体とは
猛禽類が人の子供をさらう話は本当か
不吉の象徴か、神の使いか?三本足の八咫烏…など
■第二章人と動物のパートナー化が進んだ時代鎌倉時代~室町時代
人と動物のパートナー化が進んだ時代
雁の動きで敵を察した?元祖ヒーロー武将、源義家
数多くの伝説、逸話が残る謎の大怪物・鵺って何者?
軍功以上に価値がある?猪退治で名を挙げた男たち
日本初の軍用犬として主人を支えた名犬・犬獅子
歴史に多くの記録が残るカエルたちの大戦争…など
■第三章京都から江戸へ、文化の中心が大移動した時代江戸時代
京都から江戸へ、文化の中心が大移動した時代
和尚の父は犬?犬にまつわる奇譚
江戸時代の三大馬術名人を記した『寛永三馬術』
巨大ザル?マントヒヒ?日本に残る「狒々」の伝説
日本各地に残る謎の「雷獣」伝説
『忠臣蔵』にまつわるキツネの話…など
■第四章日本、そして動物たちにとっての大転換期の到来明治時代以降
日本、そして動物たちにとっての大転換期の到来
動物愛好家としても知られた明治天皇
ニホンオオカミは本当に絶滅したのか
江戸~明治の流行をリードしていたコウモリ
神事から公営競技へ、近代競馬の起こり
昭和の東京を震撼させた「黒ヒョウ脱走事件」…など