新サッカーオピニオン誌 『フットボール批評』誕生!!
9月4日に新しいサッカー誌、『フットボール批評』第1刊issue01が発売となります。
「日本のサッカーを強くするために、メディアも戦う」をコンセプトに日本代表、Jリーグを中心に取り上げていきます。隔月発売となりますので、何卒よろしくお願い致します。
【内容】
アギーレを殺すのは誰か? 日本代表、ビジョンなき再出発
いま必要なことは、急いで前に進むことではなく、足下を見つめ直すことだ。
ブラジルでの惨敗の原因はどこにあったのか? ザッケローニ監督の4年間で教訓とすべきことは何なのか?
本来であれば日本サッカーの設計図を描くのは日本協会技術委員会の仕事だ。
明確なビジョンがあった上で代表監督にどのようなことを求めるかが決まる。
世界の趨勢と日本の現状を見極め、4年後、あるいはさらにその先に向けて何が必要なのか、今こそ真剣に議論しなければならない。
今回、本誌ではさまざまな角度からブラジル大会の敗因とこの4年間の検証を行っている。
惨敗の記憶が風化する前にしっかりとした教訓を残すべきだと考えたからだ。
【目次】
特集
[惨敗の教訓]アギーレを殺すのは誰か?
■[クローズアップ]不条理なレッドカード
サポーターグループ“自主解散”の真実。
横断幕事件でひび割れたままのクラブとサポーターの関係。
浦和レッズは本当に生まれ変われるのか?
ミカミカンタ
■未来への航海図は描けているか?
日本代表を砂上の青い楼閣にしないために必要なこと
西部謙司
■[SPECIAL INTERVIEW]
風間八宏(川崎フロンターレ)のW杯総括
世界で勝ち上がるために必要な「スタイル」と「武器」の調和
「これからの日本は習う時代から、作る時代になる」
木崎伸也
■[SPECIAL INTERVIEW]
サブリ・ラムシ(前コートジボワール代表監督)
コートジボワールはいかにして日本を丸裸にしたのか
「日本のプレーに関して予想外の驚きは何もなかった」
パスカル・フェレ、(翻訳)田村修一
■教訓
ザッケローニからアギーレへ
日本代表と外国人監督をめぐる覚書
飯尾篤史
■8年前の刻印
オシムは何と戦ってきたか
木村元彦
■ハビエル・アギーレの取り扱い説明書
モノ言う“バスク人”との付き合い方
山本美智子
■[日本の守備を問う Part1]
守備の文化は根付いているか?
プロ化して21年、未成熟なままの日本のゾーンディフェンス
鈴木康浩
■[日本の守備を問う Part2]
イタリア人指導者が分析
日本が改めるべき『1対1』『2対2』における守備の個人戦術
なぜサムライたちは守備のセオリーに反してしまうのか?
宮崎隆司
■強豪国と日本の差は「仕上げの育成」にある
W杯の結果で右往左往しないために
ユース世代以後の選手の磨き方を再考せよ
小澤一郎
■世界で戦うためのゴールキーパー論
権田修一(FC東京)が読み解く
W杯におけるGKのワールドスタンダード
田邊雅之
■日本人は本当にメンタルが弱いのか
スポーツ心理学の最前線から読み解くメンタルの正体
浅川俊文
■日本はなぜコンディショニングに失敗したのか?
清水英斗
■[進化をやめない大国]
ドイツ 必然の王者
結実した長期的な育成プロジェクトと大会に向けた綿密なプラン
中野吉之伴
■スターシステムという憂鬱
本田コードを垂れ流したメディアの罪
本当に伝えるべきことは何か?
海江田哲朗
■[スペシャル対談]
村井満(Jリーグチェアマン)×小野伸二(コンサドーレ札幌)
ポスト・ワールドカップのJリーグ
もっと強く魅力的になるために
宇都宮徹壱
■[ビッグネーム加入の舞台裏と戦略]
コンサドーレ札幌社長 野々村芳和が語る小野伸二獲得の真実
宇都宮徹壱
■横浜F・マリノスが「オイルマネー」を受け入れた理由
迫られるJリーグ「鎖国」政策の転換
――外資規制が破られるXデータはいつか?
清義明
【連載】
■岡野俊一郎 最後の審判 第1回
今、日本サッカー界が見つめるべき原点
藤江直人
■Through the Gate Vol.42
スタジアムを見つめる多くの視線
文・西部謙司
■風間八宏のフットボール創造記 第14回
木崎伸也
■フットボール星人 観察ファイル16
小田嶋隆
■ゴール裏センチメンタル合唱団 48曲目
綱本将也
■Hard After Hard vol.42 小さな巨人が歩む道 名良橋晃
大泉実成
■Football/ORIGINAL SOUNDTRACK vol.48
東本貢司
■The Library
中島大輔 浅川俊文 実川元子
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