第10回「サッカー本大賞2023」 「大賞」は『競争闘争理論』が受賞!
2023年4月5日に第10回「サッカー本大賞2023」授賞式がオンライン配信で行われ、各受賞作品が発表されました。
2022年度の珠玉のサッカー本12作品が優秀作品として選出され、
その中から、大賞、特別賞、翻訳本大賞、読者賞が決定しました!
■大賞
『競争闘争理論 サッカーは「競う」べきか「闘う」べきか?』
河内一馬 著 / ソル・メディア
なぜ、唯一サッカーだけは、世界の壁を越えられないのか?
団体競争/Team Competitionと団体闘争/Team Struggleは「まったく違うもの」が求められるスポーツである
■特別賞
『女子サッカー140年史:闘いはピッチとその外にもあり』
スザンヌ・ラック 著、実川元子 訳 /白水社
英欧米を中心に、女性解放と権利獲得に重ね、プロ化から地位向上への歴史を気鋭のサッカー記者が叙述。
「日本女子サッカー小史」収録。
■特別賞
『DO YOU SPEAK FOOTBALL? 世界のフットボール表現事典』
トム・ウィリアムズ 著、堀口容子 訳 /イースト・プレス
89か国、700ワード。圧倒的な調査量。フットボール用語ガイドの決定版
フットボールを語ることは、1,000もの言語を語ること。
本書は世界中のフットボール用語を集めた画期的な本。
世界のファン、コメンテーター、選手が使う、
楽しくてちょっとひねくれた、クリエイティブなことばを豊富に掲載した。
■翻訳本大賞
『バルサ・コンプレックス “ドリームチーム”から“FCメッシ”までの栄光と凋落』
サイモン・クーパー 著、山中忍 訳 /ソル・メディア
教祖クライフの哲学をカンテラまで
浸透させ、勝利と信念を同時に追求する
唯一無二のスタイルで一世を風靡したバルセロナ。
その美醜を戦術、育成、移籍から
文化、社会、政治まで
あますところなく解き明かす!
■読者賞
『セリエA発アウシュヴィッツ行き~悲運の優勝監督の物語』
マッテオ・マラーニ 著、小川光生 訳 /光文社
アールパード・ヴァイス――ファシズム政権下でサッカー選手、監督として活躍した彼の形跡は、歴史から消え失せた。
指揮官として、3度のスクデット(セリエA優勝)とパリ万国博覧会カップ優勝。現代でも、彼の実績を上回る監督は多くない。
そんな人物がある日、忽然と姿を消す。
「サッカー本大賞2023」の優秀作品(発売日順)
競争闘争理論 サッカーは「競う」べきか「闘う」べきか?
河内一馬 著 /ソル・メディア
バルサ・コンプレックス “ドリームチーム”から“FCメッシ”までの栄光と凋落
サイモン・クーパー 著、山中忍 訳 /ソル・メディア
戦争をやめた人たち 1914年のクリスマス休戦
鈴木まもる 著 /あすなろ書房
TACTICAL FRONTIER 進化型サッカー評論
結城康平 著 /ソル・メディア
DO YOU SPEAK FOOTBALL? 世界のフットボール表現事典
トム・ウィリアムズ 著、堀口容子 訳 / イースト・プレス
ONE LIFE ミーガン・ラピノー自伝
ミーガン・ラピノー 著、栗木さつき 訳 /海と月社
フットボール代表プレースタイル図鑑
西部謙司 著 /カンゼン
セリエA発アウシュヴィッツ行き~悲運の優勝監督の物語
マッテオ・マラーニ 著、小川光生 訳 /光文社
女子サッカー140年史:闘いはピッチとその外にもあり
スザンヌ・ラック 著、実川元子 訳 /白水社
授賞式のアーカイブ動画公開中
カンゼンのYouTubeチャンネルにてご覧になれますので、
見逃した方はぜひご覧下さい。
■受賞者のコメントや動画を公開!
■全作品の選評を紹介!
サッカー本大賞読書感想文キャンペーンも実施中!
今年も開催します!noteを使った特別企画
『サッカー本大賞』読書感想文キャンペーンとして、サッカー本大賞2023優秀作品である対象作品9作品を読んでnoteに感想文を
「#サッカー本大賞読書感想文」を添えて、投稿してください。素敵な作品には豪華商品をプレゼントします。
詳しくはこちら