カリスマサッカー雑誌
『サッカー批評』責任編集!
ゴール裏に響き渡る熱き応援歌&チャント
「月曜日、ミランのマフラーでケツを拭くのが最高の喜びだぜ!」
応援のスタイルはその国、その土地の歴史、風土を色濃く反映しながら多種多様な発展を遂げている。つまり、そのクラブの応援が何たるかを知ることは、クラブの歴史、アイデンティティを知ることにもつながるのだ――。
本書に登場するファンの大半は「傍観者」ではなく「当事者」として愛するチームを応援している。ファンの熱い応援がチームを力強く後押しすることもあれば、行き過ぎた行為がチームに悪影響をおよぼすこともある。ファンと選手、ファンとクラブ、運命共同体でありながら、その関係は一筋縄ではいかない。
応援とは一体何なのか? 「12番目の選手」と呼ばれる人たちの存在は、サッカーにおいてどれだけの力を持っているのか、それを本書では紐解きたいと思った。(本書「はじめに」より)