「スポーツ本批評の第一人者」があやなす、史上初の “サッカー本”書評集!
著者 |
佐山 一郎
著
|
ジャンル |
スポーツ
> サッカー
|
出版年月日 |
2013/09/26 |
書店発売日 |
2013/09/20 |
ISBN |
9784862552082 |
判型・ページ数 |
四六・304ページ |
定価 |
2,090円(税込) |
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史上初の “サッカー本”書評集!
「本がつまらないのは、全面的に著者のせいなのか?
評価を避けて、毒にも薬にもならない“書評という名の紹介文”を繰り返している案内人にも悪循環の一因があるのではないか――」
「スポーツ本批評の第一人者」である佐山一郎が、11年にわたって朝日新聞、フットボールサミットなどで連載した全153冊のサッカー本読書遍歴=書評を大幅に加筆して網羅。
書評欄の失墜が叫ばれ、サッカー本が濫造される時代に贈るハードで優しい読書案内です。
スポーツ本批評の名手は、書斎で何を夢想したのか?
一も二もなく、それは成熟したサッカー文化。
荒行のような書評を通して、良書とは何か? 書評の神髄とは何か? を訴えかける、【OA(オーバーエイジ)枠】の評者ならではのコクの世界が凝縮された書痴(ビブリオ・マニア)的饗宴をとくとご堪能あれ!
第I部 球を捨てよ、本屋さんへ行こう
◇トーキング・ブックス1
サッカーがまだ一望の荒野だった頃
◇トーキング・ブックス2
ものがたる身体v.s,追いかける言葉
◇トーキング・ブックス3
夢想するサッカー狂の書斎
◇トーキング・ブックス4
蔵書を語れば
第II部 '02年 から'06年まで
◇国立競技場が「聖地」ではない国 ◇古参評論家による格好の案内書
◇旧・共産圏強豪クラブ名の謎解き ◇出色のコラム風サッカー掌編
◇英サッカーの魅力ふんだんに ◇名将が韓国で愛される理由
◇奇矯な上司とのワールドカップ奮戦記 ◇特権的名士の魅力を考える
◇旧弊との苦闘 リアルな対話 ◇スター審判が語るサッカー
◇レアル移籍へと至る監督との確執を検証 ◇「後進国」克服論では未来を切り開けない・・・・など
第III部 オシムの時代から'10年まで
◇サッカー本の苦楽「代表23冊枠」を選考せよ!
◇苦難の歴史を浮き彫りに ◇ジェフ時代からの徹底分析
◇慧眼の士の言説の背に仄めく希望の哲学
◇慎み深く、故郷を愛する人
◇サッカー界の痛快、波瀾万丈の自伝的リーダー論
◇難病と戦い、「弱者の心」に気づく ◇「キング」の呼称から浮気告白まで
◇「日本サッカーの父」が教えたもの
◇実感的統計スポーツ論の先にあるもの
◇名監督が語る実践的哲学 ◇金井文学とスポーツの相互浸透が心地よい
第IV部 サッカー版「ぼくの採点表」全88冊 2012~2013